沢村賞って何？沢村賞の7項目の選考基準とは？

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こんにちは！ににぱぱです！

日本シリーズ真っ只中、今年の沢村賞が発表されました！
結果はファンの皆さんの想定通り、楽天の田中将大投手でしたね！
今季シーズン中の活躍を見れば、疑う余地もありませんね！

何と言っても無敗ですからね。

今年のレギュラーシーズン最終成績は、２８試合に登板し、
２４勝０敗１セーブ、防御率１．２７。

いくら投手一人では勝てないとはいってもこの成績は
ホントに凄い記録ですよ！

勝率１０割って過去に見たことないですよ！

選考委員の方々も今年の選定は楽だったのではないでしょうか。

ところで、この沢村賞ってどのような賞かご存じの方って
いらっしゃいますかね？

私自身あまり詳しく知らなかったのでちょっと参考までに
調べてみました。

こういった知識は知らないよりも知っていた方が楽しめたり
しますからねー！

それでこの賞は、プロ野球において、そのシーズンに
最も活躍した投手に贈られる賞で、
巨人軍の故沢村栄治投手の栄誉と功績を称えて
昭和２２年に制定された賞です。

沢村投手とは、戦前のプロ野球黎明期（れいめいき：野球が
プロとして始まろうとしていた時期）において豪速球投手として
名を馳せた伝説の大投手です。

話を戻しますと、何んとこの賞ですが、当初はセリーグの投手のみが
対象だったようです。（現在はパリーグの選手も対象になっています。）

選考対象の投手は、その年における先発完投型の投手で、
選考基準としては以下の７項目となります。

登板試合数 - ２５試合以上
完投試合数 - １０試合以上
勝利数 - １５勝以上
勝率 - ６割以上
投球回数 - ２００イニング以上
奪三振 - １５０個以上
防御率 - ２．５０以下

今年、沢村賞をとった田中投手は、完投数が基準に達して
いなかったようですが、プロ野球記録を更新する開幕２４連勝を
マークしたことと、勝率１０割というすさまじい成績が高く評価
されたようです。

尚、今年選考基準の全項目を満たしていた投手が一人だけいました。

それはオリックスの金子千尋投手です。

もう今年は運が悪かったとしか言いようがありません。
金子投手もホントにすばらしい投手ですので、
来季も今季同様の活躍して頂き、是非沢村賞を獲って欲しいですね！

ちなみに今年の金子投手のように選考基準の全項目を満たして
おきながら受賞を逃してしまった投手が過去にあと２人います。

１人目は江川投手、２人目はダルビッシュ投手です。
尚、ダルビッシュ投手は２回あります。

それから田中投手は今回で２回目の受賞となりますが、
この沢村賞の個人による最多選出回数は３回なので、
あと１回獲ればこれに並ぶという訳です。

過去に最多選出回数３回を記録した投手は、杉下茂投手、
金田正一投手、村山実投手、斎藤雅樹投手の４人。

この偉大な投手たちに追いつくまであと１回。

記録づくめの田中投手、この記録も塗り替えて欲しいですね！

今回は以上になります。

それではみなさんの今日一日が最高の一日でありますように！

ではまた明日！

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タグ：田中将大 プロ野球 沢村賞 選考基準